
Rosewood Nectar
- Крепость
- 7.2%
- Горечь, IBU
- —
Описание
樹液のように甘くて滑らかなビール。明るめの色のIPAを作る頻度が多いため説得力無いかもしれませんが、1番好きなスペシャリティモルトは?って聞かれると迷いなくドイツのクラフトモルトメーカー、Ireks社のCrystal Rosewoodと答えます。Ireks社のクリスタルモルトは、樹の幹の色をもとに名前が決められており、醸造の仕事を始めたばかりの頃、植物好きな自分としてはEBCやSRMといった醸造用語で説明されるよりも一瞬でイメージがつきました。いつも通り前置きが長くなってしまいましたが、今回のビールはローズウッドという、昔はチェスボードの材料などに使われていた高級木材の樹液をイメージしています。樹液で1番イメージしやすいのはメープルシロップ(メープルウォーター)ですかね。メープルシロップの素となるメープルウォーターは楓の幹の色のように色味の薄い樹液を煮詰めてあの色になってるみたいです。実際にローズウッドの樹液を飲んだことはないですが、幹の色で考えるとメープルよりも数段濃くて赤みが強いので、メープルシロップのサラッとした感じよりもトロミをつけるイメージでスペルトやオーツを少量使いました。ビールの色味はもちろんローズウッドに限りなく近づけるように努力しました。Inkhornらしく(?)ホップのニュアンスも楽しめるように変わったホップですが、結構な量を入れてます。イメージした造りがあった上でスタイルガイドラインに当てはめた逆のアプローチですが、聞きなれないDouble Hoppy Red Aleというのにカッチリハマってると思います。Arianaのベリーの葉っぱのような香りがモルトのキャラクターに違和感なく溶け込んでいて新しい感覚のRed Aleに仕上がりました。