
歴史 (History)
- Крепость
- 8.5%
- Горечь, IBU
- 10
Описание
京都醸造10周年にあたり一旦原点に立ち返ることに。醸造所設立に欠かせなかった人物の一人、Godspeed Breweryのルークに声をかけました。ルークは京都醸造が会社として始まる前からの知り合いで、要所要所で的確なアドバイスをたくさんくれ一番最初の仕込みにも助っ人で来てくれた古くからの仲間。何度も話合いを重ね、あるカクテルからインスピレーションを得たビールを考案。それはスモークドカクテルの技法。カクテルをグラスに注ぐ前にグラスにスモークを充満させ軽いスモーキーさをカクテルに纏わせる手法で風味に奥行きを加え最後までじんわりと余韻を残す香りを生み出します。このアイデアをそっくりそのまま製造工程に入れ込み再現。ビールが入る前の2000Lのタンクをスモークで満たすことに!アイデア元のカクテルはオールド・ファッションドでウイスキーベースにビターズと砂糖、オレンジピールが使われます。今回はオレンジの代わりに和歌山産伊予柑ピール使用。このカクテルはスモークとの相性も良く、ピールに火をつけ香りを立たせる手法とも相性抜群。ビールのベースはダークフルーツやカラメルの風味を表現するモルトをブレンドして構成しライ麦麦芽も加えることでウイスキーのようなスパイス感と甘みを引き出しました。ホップはイギリスのEast Kent Goldingsを控えめに使いビールの味わいを安定させる役割に止めています。よりまったりとしたキャラメル感が引きだせるよう約3時間長時間煮沸を行い、仕上げに伊予柑ピールを甘い香りを引き立てる為にキャラメリゼしたものとグレインズ・オブ・パラダイスの異名をもつギニアショウガを煮沸終了時に加えアクセントとなる柑橘とスパイス感でこのビールの個性を固めます。ビールをBBTに送る前にタンクにオークチップを設置し軽くCO₂で満たします。その状態でオークチップに火をつけタンクを密閉にしビールを注ぎ込むことでスモーキーな風味がビールに移ります。焦げたオークチップの上でビールを熟成させることでやわらかなバニラ香やオークのニュアンスも加わり、うっとりするようなフレーバーをもつビールが出来上がります。BBTの中に火を入れ、そのスモークを使いビールを造った醸造所はほとんどないと言えるでしょう。そういうことでも歴史的にユニークで10周年に相応しい特別なビール、まさに祝杯の為の最高の一杯になりました。