
Butterfly's Dream (胡蝶の夢)
- Крепость
- 7.5%
- Горечь, IBU
- 5
Описание
このビールを造ることは、私たちにとって初めての試みで、多くの心配と細心の注意を払って取り組むものでした。コラボビールを作る際、私たちはできるだけ相手ブルワリーの「味」を取り入れるようにしてきました。これには、味と一口に言ってもいろいろあって、副原料を使うことや新しい製法、ビールの肝となる酵母の選択、さらには相手が得意とするスタイルの選定などがあります。そこで、乳酸菌を使ったサワーエールを得意とするVertereとコラボの話をしたとき、私たちがこれまで試したことのない方法で彼らの味を取り入れる良い機会だと考えました。ベースとなるビールは、小麦とオーツをたっぷり使用したベルジャンIPA。トロピカルで柑橘系の香りを持つシトラと、パッションフルーツや柑橘系の香りを持つエッガーズ社のリワカを組み合わせて使っています。さらにもうひとつ、米国のインディホップス(小規模な独立系ホップ会社)の中から特徴的な品種を選ぶことになり、私たちの方はピーチやマンゴー・レモネードのような風味を持つ「ルミノーサ」を選びました(一方Vertereは、新鮮なフルーツのような風味を持つ「ローリエン」というホップを選択しました)。ベルジャンIPAの極めつけに、シムコーを加え、乳酸菌由来のフルーティーな酸味と調和する、柑橘系アロマの層を形成させました。そして、ホップのもつ殺菌効果を利用し、大量のホップを投入することで、乳酸菌の活動を止めてしまいます。苦味は控えめにしつつ、ベルギー酵母のエステル香とホップ&乳酸菌のトロピカルなフレーバーが一体となった、唯一無二のIPAに仕上がっています。多くの試行錯誤と愛(そしてストレス!)をたっぷりと注ぎ込んだこのベルジャンサワーIPA、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです!名前の由来:かつてホップは、ビールが長期保管や遠方への移送に耐えるようにその殺菌効果を期待して使われました。今回、そんな中世のホップの使い方を踏襲し、ビール内で酸を生みながら元気に活動する乳酸菌を、一気に夢から覚めさせるが如く、大量のホップを投入し、動きを止めてしまう醸造方法を試みました。ふと菌の気持ちになって、ビールの中をゆらゆらと自由に泳ぎまわっているところに、突然の天変地異、はてさてどうしようかと思い巡らせた時に、菌の世界から現実に戻ってくるイメージで名付けました。