
Baka Shojiki (馬鹿正直)
- Крепость
- 5%
- Горечь, IBU
- 23
Описание
ケルシュは地理的表示が保護される世界でも数少ないスタイルの1つ。1948年、ケルンの醸造所はスタイル、地域、醸造プロセスを定めたガイドラインを確立。1986年のKölsch Konvention(ケルシュ条約)で正式化され、ケルシュとその周辺で醸造されたビールのみがケルシュと呼ばれることが規定されました。1997年に保護原産地呼称(PGI)がEUで採用。この保護はEU管轄外では認められておらず、EU外の多くの醸造所は信頼性の程度が異なる「ケルシュスタイル」又は「ケルシュ」として製造販売しています。こうした正統なるスタイルに挑む際は消費者への誤解を招かぬよう、その伝統や製法を正しく理解し可能な限りガイドラインに沿った再現を行なうべきと考えます。その意味では今回は細部までケルシュの再現に拘っています。ケルシュを仕込むためだけにドイツのノーブルホップのテトナング産テトナンガーを仕入れました。また、ケルシュ独特の製法であるエール酵母を使った低温発酵を踏襲し、菌株の耐性温度を下回る14℃で発酵を行ないラガー発酵の温度で長期熟成させました。低温発酵はオフフレーバーを多く残すリスクがあり、ケルシュと名乗りつつも発酵温度がそこまで低くないケースも散見されます。そんな中、馬鹿正直に正々堂々低温で挑みました。ケルシュは誤魔化しの効かない裸のスタイルです。ホップや副原料を入れたり着飾りたくなる気持ちも分かりますが、市場には意外にも「馬鹿正直なケルシュ」が少ないと感じたので、このスタイルの素っぴん姿を露わにしてみました。パリッとスッキリとした飲み口とレモンや青リンゴのような爽やかな余韻、そして控えめな苦みはもはや不可抗力。次から次へと口に運んでしまうような軽快なジャーマンエールをお楽しみください。