
Yosuzume (夜雀)
- Крепость
- 9%
- Горечь, IBU
- —
Описание
仲間シリーズ第21弾(297バッチ目):長野県野沢温泉にあるAnglo Japanese Brewing(AJB)とのコラボについて紹介した先日のポストの中で書いたように、コラボの仕込みは日頃自分たちが慣れている手法の枠から一歩外へと足を踏み出すまたとない機会と捉えています。また、自分たちだけではやらないであろう新しいテクニックやある原材料の使い方といったことに挑戦する良い機会である一方で、京都醸造らしさをもったビールに仕上げることも大事にしていることです。これが意味するところは、新しい学びを得ることに加えてどちらのブリュワリーも作ったことのないようなもの、もしくは他方のブリュワリーが作るビールっぽさをももちあわせた味のものに仕上げることと言えるでしょう。今回のコラボもまたこうしたコラボのコンセプトに合致するものであり、どういったビールを仕込むかという話し合いを重ねる中で、ベルジャンバーレーワインというスタイルこそが私たちがコラボの中に組み込みたい全ての要素を含んだものだという思いに至りました。バーレーワインはそのルーツをイギリスの醸造の歴史の中にもち、一般的には高いアルコール度数と強烈なモルトの味わいと甘みをもつビールとして知られております。こうしたビールももちろん美味しいものの、寒い夜に一口一口ゆっくりと味わって楽しむ類のビールであることがほとんどであり、その甘み故に爽やかなビールとは言い難く液体のデザートとでも表現したほうが適切なのではと感じさせるような立ち位置にあるのではないでしょうか。こそのため今回はバーレーワインがもつ強いモルトの味わいと濃厚さをドライでありながらも複雑な味わいの仕上がりを生み出すベルジャン酵母と合わせることで、飲み飽きさせうるような要素を省きその美味しさのみを抽出したようなビールが作れないだろうか?という思いが頭に浮かびました。これにより今回のコラボは高アルコール度数のビールにバランス感と飲み易さを与えるというテーマのチャレンジに定まったのです。アルコール度数に関わらずバランスの良いビールに仕上げるトムの才能をかり、今回のレシピにおいては普段私たちが使うことが多いPilsnerモルトより独特な特徴をもつモルトに目を向けました。Golden Promiseモルトが甘い蜂蜜のような味わいを与える一方で、ViennaとMunichモルトを同じ割合使用したことによってこれらのモルトの独特の甘みと味わいに一層の深みをもたらしました。また、フレーク小麦を使ったことによって発酵後の糖度を比較的低く抑えた一方でボディー感やしっかりとしたマウスフィールを残しています。さらに、伝統的なTettnangerホップがもつ穏やかでスパイシーな特徴が酵母による発酵由来の味わいとうまく混ざり合い、絶妙にバランスの取れたビールにまとまりました。予め注意喚起しておきます、絶妙なバランスにより9.0%という度数を感じさせない今回のビール、その危険なほどの飲み易さゆえに飲みすぎ注意です!https://www.facebook.com/KyotoBrewing/posts/1176076725888347/